エコアス馬路村の管理する柚子園でも収穫作業が始まりました。

「こればぁ高い木やき、こうやって柚子の木の間に登って採るがよ～!!」

と、軽快に木に登るのは、山の現場から応援に駆けつけた「かうクン」

林業用のスパイク足袋でなくても、圧巻の身のこなしを見せます。

 

枝の剪定作業は女性が担当します。

ベテランの真智子さんが、剪定バサミで「パッチンパッチン」とリズムよく摘んでいきます。

 

今日は、山の現場で働く「山師たち」も応援に駆けつけてくれ、一気に収穫量が上がりました!!

お手製のハシゴに登って高いところの柚子もあっという間に摘んでいきます。

 

～昼休憩のオフショット※曲げわっぱのお弁当箱～

 

11月2日（日）

馬路村にて、第９回ゆずはじまる祭が開催されました。

曇空でしたが、ゆずの色づき始めた馬路村に多くの方がお越しくださいました。

エコアス馬路村の木製品販売コーナー、ダーツゲームコーナーにも多くのお客様が来場され、終日盛り上がりを見せました。

来年は、節目の10回目になります。

これまで以上に楽しんでいただける企画を用意したいと思いますので、ご期待ください!!

 

   

工芸加工場に立ち寄ってみると、大きなスギの丸太とおんちゃんが二人。

どうやら「賃挽き」をするようです。

※賃挽きとは、持ち込まれた材を希望のサイズに挽く作業です。

 

賃挽きの依頼者は、馬路村で銘木店を営む・ゆうじおんちゃん。

賃挽きを担当するのは、森林組合の加工職人・眞くん。

 

スギの丸太を念入りにチェックしながら、どのように挽くのが一番良いのか考えます。

挽き方一つで木目の出方や、節の具合が違ってきますので、木の性質を見極める「目利き」が必要です。

賃挽き作業が始まりました。

眞くんが、長年使い込んだ機械の目盛りを微調整しながら裁断位置を決めます。

近年は、木を3Dスキャンして、最も効率の良い裁断寸法を測り、全自動で裁断する機械もあるようですが、

工芸加工場には、旧式の手動機械しかありませんので、目盛りを頼りに寸法を決めていきます。

 

一割（ひとわり）すると、美しいスギの木目と瑞々しさが姿を見せます。

ゆうじおんちゃんも納得の木目が出たようです。

 

このような大きなスギは、「天井板」に使われます。

木目の確認が終わると、天井板用に裁断していきます。

眞くんが機械を動かし、ゆうじおんちゃんが板を確認しながら並べていきます。

 

天井板用に裁断されたスギは、乾燥と仕上げ作業を行い、お客様に届けられます。

大切に育てられた木材が、価値のある製品となって、日本のどこかで生き続ける。

何だかロマンを感じる瞬間でした。

 

 

 

第9回　ゆずはじまる祭開催のお知らせです。

◆日時
平成26年11月2日（日）
9時～16時

◆会場
馬路村内のアチコチで開催
（ゆずの森、コープ前、馬路温泉、魚梁瀬温泉）

◆駐車場
約450台

◆送迎
ごめん・なはり線「安田駅」から、馬路村まで無料送迎バスが運行します。
※安田駅には駐車場がありませんので、土佐くろしお鉄道「ごめん・なはり線」をご利用ください。

◆イベント内容
①柚子づくし
・しぼりたて柚子酢の産地超特価販売
・柚子酢の効いた馬路寿司
・じっくり煮込んだゆずカレー
・ごっくん馬路村飲み放題
・ゆず入りうどん
などなど

②馬路の美食
・鮎とアメゴの塩焼き
・鮎飯
・松茸ご飯
・杵つき餅（馬路村青年団）
・山芋汁
などなど

③温泉無料入浴
・馬路温泉、魚梁瀬温泉を柚子風呂にて無料開放いたします。

④ステージも盛り沢山！！
・豆電球LIVE
・ベリーダンスショー
・うまじっくクラブ　マジックショー
・ごっくん早飲み競争
などなど

となっております。

エコアス馬路村も、もちろん出展します！！
◆monaccaバッグ特価販売
ゆずはじまる祭限定！！
monaccaバッグを20％OFFにて販売します。
中には、それ以上の値引きバッグもございます。

◆ヒノキのまな板お手頃価格販売
ヒノキの天然木を使った「まな板（一枚板）」です。
通常価格の半額程度での販売となっておりますので、
この機会をお見逃しなく！！

◆魚梁瀬杉工芸品の超特価販売
盆、菓子盆、サラダボールなどの魚梁瀬杉工芸品を超特価で販売します。
コチラも通常価格の半額以下となっておりますので、
この機会をお見逃しなく！！

※各商品のお値引きは、イベント限定となっております。

◆ダーツゲームコーナー
課長のゲームコーナーも絶賛稼働します！！
高得点で豪華景品をゲットしましょう！！

みなさん、是非馬路村へお越しください。

 

 

平成26年10月19日（日）に、馬路村魚梁瀬地区において

「第22回山師達人選手権大会in魚梁瀬」が開催されました。

この大会は、森の仕事を競技にしたユニークな大会で、男性14チーム・女性4チームが参加して行われました。

第20回・21回と2連覇中のエコアス馬路村チームも、優勝候補として参加してきました！！

 

　

まずは、直径30㎝のスギの丸太をノコギリで切り落とすスピードを競う種目です。

制限時間は15分ですが、エコアスチームは8分台の好記録で3位になりました。

 

第2種目目は、輓馬競争です。

約150㎏のスギの丸太を引っ張るレースです。

エコアスチームは、パワー自慢の佐藤さんが奮闘しました！！

第３種目は、「スギの実採り競争」です。

高さ6mの位置まで上るスピードを競います。

林業用のスパイク足袋は着用できませんので、高い技術が求められます。

 

エコアスチームは、予選を4位で通過しましたが、

決勝戦でも挽回することができず、惜しくも総合3位となりました。

パワーのいる輓馬競争での苦戦が痛かったですね・・・。

来年は優勝目指して頑張りましょう！！