10月4日(日) 雲一つない晴天の元、
銘木・ヤナセスギのふるさと、馬路村・魚梁瀬地区にて、
第23回山師達人選手権が開催されました。
・男性山師の部 4人×17チーム
・女性山師の部 4人×5チーム
合計22チーム(110名)の参加があり、
エコアス馬路村事業課選抜チームが見事優勝を果たしました!!
第1種目は、直径30㎝の丸太を切る「木挽き競争」です。
制限時間15分間で、3人が切り落とさなくてはいけません。
4分以内で切ると「なかなかの腕前」
3分以内で切ると「達人!!」です!!
エコアス馬路村事業課選抜チームは、
本家山師の実力を発揮し、3人全員が3分以内に切り落としました。
第2種目は、約100㎏の3m丸太を引っ張る「輓馬競争」です。
こればっかりは、パワー勝負・・・
他のチームと比べて若干小柄なエコアスチームは苦戦しました・・・
第3種目は、直径15㎝の丸太を、3人合わせて1mを目指して切り落とし、
落ちないように積み上げる「積み木競争」です。
メジャーは勿論、手や靴幅で長さを測ることは禁止です。
積み上げられるように、真っ直ぐ切る技術も必要ですが、
目分で測るので、素人にもチャンスがあります。
エコアスチームは、95㎝を記録し、種目別で4位でした。
予選最終競技の第4種目は、1本の木を高さ6mまで登る「杉の実取り競争」です。
一見簡単そうに見えますが、マスト登り(竹)のように、簡単には登れません。
3人が登るタイムを競うのですが、3人とも登れたチームは、
エコアスチームはじめ、普段から林業に携わるプロのチームだけでした。
予選を1位通過したエコアスチームは、上位4チームで争う決勝戦に挑みました。
決勝戦第1種目は、直径40㎝と65㎝の丸太を、3人で切り落とすタイムレースです。
これぞ、山師の花形競技で、
積み重ねてきた技術と過酷な現場で鍛えられた体力、根性が勝負のカギとなります。
エコアスチームと、地元魚梁瀬代表の建設会社の一騎打ちとなった好勝負は、
わずか30秒の差で、エコアスチームが逃げ切りました。
3位、4位のチームに倍近いタイム差を記録する、今大会のハイライトとなるシーンでした。
決勝戦最終競技は、10m先の標的(紙コップ)目掛けて伐り倒す「杣人競争」です。
チェーンソーが主流の時代ですが、ノコギリと鉈を使います。
直径7㎝の紙コップは同じ条件ですが、
伐り倒す木は、1本1本形状や枝付きが異なります。
風向きも考慮しながら、、、ビタッと紙コップに当たるように伐っていきますが、、、
エコアスチームの結果は、4チーム中4位!!
予選と決勝木挽き競争のおかけで、何とか逃げ切り優勝することができました(笑)
全国的に林業が衰退していますが、
林業のメッカ馬路村では、これだけ元気な山師や、森に携わる人々がいます。
受け継がれてきた技術や森への愛情を、
これからも、銘木・ヤナセスギの故郷に残していけるように、
エコアス馬路村も努力し続けたいと思います。
山師達人選手権大会に参加してみたい方がいっらっしゃいましたら、
是非お声かけください。