採用情報

エコアス馬路村は、2000年に出資金の94％を馬路村が出資した「第三セクター」として誕生しました。
地球温暖化が深刻な問題となっていますが、全国的に林業が衰退した現在では、後継者育成も遅れ、必要な森林整備が追い付かない状況になります。
私たちは、全国でも珍しい森の6次産業化を通じて、豊かな森が守られ、雇用が生まれ、自然環境も人も循環できる林業の確立を目指しています。
林業に興味のある方、モノづくりに興味のある方、田舎暮らしに興味のある方、少しでも気になった方はお気軽にお問い合わせください。
また、エコアス馬路村は、村の第三セクターになりますので、採用にあたっては馬路村に定住して下さる方を希望します。
馬路村への移住につきましては、馬路村役場「馬路村移住特設サイト」にて、詳しい情報を公開していますのでご覧ください。

■営林の現場（事業課）

営林の現場では、森を後世へ残す浪漫と、現場作業に活かせる体力を持ち合わせた人材を募集しています。

営林の現場は、森に関する仕事の始まりです。
植林された苗木が、資源として活用されるまで50年以上の時間と手入れが必要です。
今、私たちの間伐している木材は、２代前の先代たちが残してくれた大切な資源であり、私たちが植林し・育林する木々は、子どもや孫たちの世代に繋いでいく資源です。

営林の現場は、目先の仕事ではなく、十年・百年・千年先の未来へ残る仕事ですが、3K（キツイ・汚い・危険）と呼ばれる過酷な現場です。
急峻な山道を、お弁当やチェーンソー等の重たい荷物を背負って、1時間以上かけて現場へ行くこともありますし、夏は暑く冬は寒さとの戦いです。
大型の林業機械も普及しましたが、使い方を一つ誤れば大きな災害に繋がります。
幸いなことに、弊社で重大災害が起きたことはありませんが、他の現場では重大災害が起きています。

危険を伴う仕事ですが、その分やりがいが目に見える仕事です。
狙ったところに木を伐り倒した時、自分の手によって間伐が行き届いた時、植林した苗木が順調に育っているのを見た時など・・・。
また、山は自然と共存できる世界です。
山で食べるお弁当、四季折々めぐり合う自然の恵み（山だけの秘密）は格別。
他の職種では体験できないやりがいや喜びがあるのも、営林の現場ならではです。

チェーンソーや林業機械の免許取得に必要な研修等への支援も行っておりますので、未経験者でも「やる気と体力」に自信があれば大丈夫です。

■村の木工所（加工課）

村の木工所では、お客様に喜ばれるモノづくりに携わりたい、自分のアイデアで新しい木製品を作りたい人材を募集しています。

馬路村はスギを中心とした林業が盛んな地域であったことから、様々な木製品の産地でもあります。
エコアス馬路村の木工所では、銘木・魚梁瀬杉の天然木を使ったダイニングテーブルなどの大型家具から、間伐材を有効活用したライフスタイル雑貨まで幅広い木製品を製造しています。
小さな木工所ですが、この場所から世界的に評価された「monacca-bag」が誕生しました。

木材は、苗木本来の性質や育った環境（日照・地形・雨量・風量・土質等）によって、1本1本異なる木目・香り・色艶が生まれ、手から伝わるぬくもり、経年変化を楽しめる魅力的な素材です。
そして、その性質を見極め、木の良さを最大限に活かすのは、木工所で働く職人たちです。
馬路村で生まれた木製品が、今日も世界のどこかで活躍しています。
木材の可能性を追求し、お客様に喜んでいただけるモノづくりの現場で働いてみませんか。

■営業・企画（総務企画課）

「馬路村の森を元気にする」新しいアイデアをカタチにしたいForestMessengerを募集しています。

総務企画課は、馬路村（エコアス馬路村）の目指す「永遠の森づくり」すべてを統括し、事業課、加工課の管理から営業企画、広報まで幅広い仕事を担当しますが、一番重要な仕事は、馬路村から生まれた木製品をお客様に届ける仕事です。
商談やインターネット通販に関する基礎知識や技術が無くても、様々な研修や勉強会に参加しながら知識や技術を習得することができます。
また、森づくりに関する仕事をお客様に伝えていくためには、山の仕事/加工の仕事も把握していなければいけませんので、山の現場・加工の現場で作業を行うこともあります。
こうして、見つけた知識や技術を通じて「馬路村の森を元気にする」アイデアをドンドン発信し、カタチにしていく企画力のある人材を募集しています。

■募集要項