新年明けましておめでとうございます。
2018年も、株式会社エコアス馬路村をよろしくお願いいたします。
さて、2017年を振り返りますと、大きな出来事が2つありました。
まず一つは、「monacca」新作の発売です。
前回の新作が2009年の発売ですので、実に9年ぶりの新作発売となりました。
企画構想から3年を費やした新作「Leaf」「Roots」の2種類は、これまでのmonaccaの良さを残しつつ、
天然皮革・国産帆布をふんだんに使用した高級感のある仕上がりと、
木製3次元成型から生まれる滑らかなフォルムが特徴的なバッグとなりました。
新作の販売開始に伴い、monaccaシリーズ専用WEBサイト「monacca.jp」も開設。
人口900人の小さな村から生まれたブランドですが、世界で唯一の製品を提案するブランドとして、
これまで以上にチカラを注いでいきたいと思います。
二つ目の大きな出来事は、「魚梁瀬天然杉・最後の伐採」です。
古くは、長宗我部元親の時代に遡り、長年に渡って馬路村、そして高知県の林業を支えてきた「魚梁瀬・天然杉」ですが、
資源枯渇化や、木材価格の下落によって、2017年の伐採が最後となりました。
今後は、魚梁瀬杉の遺伝子を引き継いだ後継木(人工林)の育成に注力し、
地球温暖化対策、水源涵養を目的とした森林育成を続けていきます。
2018年の年賀状は、この二つが候補に挙がりましたが、社内投票の結果「monacca」となりました。
私、管理人は魚梁瀬杉派だったのですが(笑)
2018年も「営林の現場」「村の木工所」で働く人が怪我なく、元気であるように、
そして、その元気が森に還るように取り組んで参りますので、何卒よろしくお願いいたします。