少しずつ春の気配を感じる馬路村です。
魚梁瀬地区の現場では、「スギ苗」の植付作業が始まりました。
住宅用材など、一般的な木材需要に使える木になるまで、約50年の年月がかかります。
今日植えた苗木も、「下刈」や「保育間伐(除間伐)」という育林を経て、2055年頃には立派な森を形成していることでしょう。
苗木の後ろには、遥か昔に伐り出された「天然・魚梁瀬杉」の切り株があります。
長い年月をかけて、ゆっくり朽ちていきます。
大地にかえる頃には、次世代の若いスギ林に囲まれていることでしょう。
【循環する森づくり】がここに在るのだと感じました。