第100回、夏の高校野球が熱狂に包まれる8月のお盆明け
人口900人の、小さな村の小さなグラウンドが、高校野球に負けない熱気に包まれました。
かつて創部5年で全国大会ベスト8に進出した歴史を持つ「馬路スポーツ少年団」。
卒団後が、馬路中学校で野球を学び、県内の高校へ散ってライバルとして甲子園を目指し、
Uターンで再び「馬路体育会野球部」へ集結して、村を盛り上げる存在となっています。
休部中となっている馬路スポーツ少年団の復活と、
進学・就職で村を離れた若者の帰るきっかけでありたいと願い
2018年8月18日(土)、
馬路スポーツ少年団24期生にあたる現高校3年生と、
馬路体育会野球部の交流試合が開催され、管理人も参加してきました。
【全員集合】
・馬路スポーツ少年団監督/コーチ
・馬路体育会野球部
・馬路スポーツ少年団24期生(現:高校3年生)
さて、試合は、軟式野球の実績に勝る体育会野球部が勝利しましたが、
つい最近まで現役バリバリで高校野球に励んでいた後輩たちの成長を頼もしく感じました。
高知新聞の記事にもありますが、
参加した全員が「馬路村への感謝・愛情」を口にし、
野球をきっかけとて、自分たちを育ててくれた馬路村へ恩返ししていきたい思いが伝わってきました。
地方にとって「物事を引っ張っていくマンパワー」は、想像以上に重要です。
馬路村の恒例行事やイベントでも、体育会野球部を中心とした若者のチカラが欠かせません。
メンバーのお父さん世代から受け継がれてきた野球が
これからの馬路村を担う若者の帰る場所になり、
その先の世代が、安心して馬路村へ帰って来られる場所で在り続けるように
小さな村の小さな野球部が担う役割はとても大きいものです。
この日プレーした、馬路スポーツ少年団の卒団生の一人でも多くが馬路村へ帰り、
新しい馬路村を切り開いてくれることを願い、そのチカラになりたいと感じた一日でした。